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コンクリート表面形状(CSP:Concrete surface profiles)

ショットブラスト時に表面に残る形状は、研磨材(鋼球)の大きさ、機器の速度、表面に吹き付ける研磨材の量によって異なります。ショットブラストを使用すると、表面形状レベル 3~7 (国際コンクリート補修工学協会(ICRI:International concrete restoration institute)規定)が得られます。ガイダンス詳細については表を参照してください。

          
表面形状  CSP-3 CSP-4 CSP-5  CSP-6 CSP-7 
 方法 重研磨
または非常に軽度のショットブラスト
軽度のショットブラスト 中程度のショットブラスト 中程度の/強いショット
ブラストまたは軽度の表面剥離
強いショットブラストまたは
中程度の表面剥離
 ハードウェア CSP-3 形状を得るには、
PCD ツール付きのハスクバーナグラインダー
または、最高速度で小サイズの鋼球を吹き付ける
Blastrac ショットブラスターを使用
CSP-4 形状を得るには、
高速で小/中サイズの鋼球を吹き付ける
Blastrac ショットブラスターを使用
CSP-5 形状を得るには、
中速で中サイズの鋼球を吹き付ける
Blastrac ショットブラスターを使用
CSP-6 形状を得るには、
中速で中/大サイズの鋼球を吹き付ける
Blastrac ショットブラスターを使用、または
Blastrac スカリファイヤを低深度で使用
CSP-7 形状を得るには、
低速で大サイズの鋼球を吹き付ける
Blastrac ショットブラスターを使用、または
Blastrac スカリファイヤを中深度で使用